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アスタキサンチンアスタキンサンチンは、サケの切り身やイクラ、鯛、エビ、カニなどに含まれる赤色の色素。抗酸化力が極めて強く、アスタキサンチンの抗酸化力は、代表的な抗酸化ビタミンであるビタミンEの約550〜1000倍に、β−カロチンの数十倍相当あるといわれる。 脂肪に解ける性質を持つため、特に血液中のLDLコレステロールの参加を抑える作用が強く、血管壁を守る役目がある。 また、活性酸素の中でも最も活性が強い一重項酸素(紫外線を大量に浴びると皮膚の細胞で発生する)に対して、効果を発揮できるので、肌荒れやしわの予防、シミの抑制にも効力がある。 ヘマトコッカス藻と呼ばれる藻類を大量に培養する事で、アスタキサンチンの大領生産が可能になる、アスタキサンチンを配合したサプリメントやドリンク、化粧品など、商品化が広がっている。 抗炎症、動脈硬化抑制、ストレス抑制、糖尿病予防、発ガン抑制、目・脳・肝臓・筋肉・精子・皮膚の機能を高める、免疫を増加するなどの効果が期待されている。 アスタキサンチンは、1日に3mg以上必要といわれている。サケの切り身1きれ分には約0.6〜1mgのアスタキサンチンが含まれている。 また、調理しても赤いのがアスタキサンチンの特徴。まぐろの赤身などは熱を加えると白っぽくなるのでアスタキサンチンではない。 アスタキサンチンは活性酸素を取り込むと自身が参加してしますが、水溶性の抗酸化成分を一緒に摂れば、一旦失われた効果が戻る。 特にアスタキサンチンを含む料理に、レモンの絞り汁や大根おろしを加えると効果的だそうです。
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